『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』

の、読者モニターさんからのご感想





"PROJECT KOWLOON" 鯵屋槌志さんから頂戴いたしましたご感想


+ご感想は許可を得た上での転載をいたしております。


+また、必要と思われます部分には(蛇足を承知で) <編注>を加えますことをご容赦ください。




■ 『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』 "読後の感想"



Q1:あなたの立ち位置を教えてください (制作者さん、プレイヤーさん、レビュワーさん、同人ゲームに興味の無い方 等々)

PROJECT KOWLOONという同人ゲーム製作者です。主に作品全体のディレクション、制作進行、その他イラストデザイン等しております。


Q2: 『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』 に、何を期待して読んだかを教えてください

やはり製作工程や実体験、制作上の問題だったことや嬉しいことなどです。
どのような工程を経てゲーム制作を行ったのかは非常に興味が有りました。


Q3:読んでみて、その期待は満たされたか、満たされなかったかを教えてください


詳細に書かれていたので読み物としても楽しめましたが、
個人的にはもう少し開発などの苦労や打ち合わせや、宣伝方法(広報)的な普段前面にあまり出ない点を取り上げてほしかったかも知れません。
外に広めるという、一番ドキドキするところでしたので。


Q4:発見した誤字、脱字、レイアウト上の不備、内容の不備などがありましたら教えてください

レイアウト上の不備と申しますか、ページの表示が一部欠けてるページ(10 12 18ページなど)が有りました。
また。その他誤字などはすでに日記などで紹介されていましたようなので、特に申し上げる事も無いかなと。




Q5:本全体として、良かった点がもしあれば教えてください

実際に「こうやって作ってみました」「その際にはこういう風にしていました」など、実際の体験談として書かれているので実感が伝わってきました。
普通に読み物としても楽しい内容ですしメンバー間と交流などを通じ「一人では決して完成はしない」という事を改めて感じる事が有りました。
其々が其々を励まし進んでいくのは長いゲーム制作の場には必須だなと。
PROJECT KOWLOONは比較的製作上リテイクなどもかなり多かったりもしたので反省しきりというか、改めて見直す機会を持てました。
また最後の巻末に細かい参考資料やサイトなどが載っていたのが嬉しかったです。
ああ、実際にこれらを勉強して作っていったのだな。という説得力がありました。


Q6:本全体として、「ここはちょっと」という点がもしあれば教えてください


個人的には製作面(作画やスクリプト)などの苦労話をもう少しクローズアップしてほしかったかも知れません。
また一部漢字にルビなど振ったりすればもう少し読みやすかったと思います。(*1)


Q7:その他、何かお感じになられたこと等がございましたら、ご自由にご記述ください
 
同人を作ろうかな? と考えている人には読ませてみると雰囲気を感じる入門手引きとしても面白い内容です。
様々な同人サークルの中で色々な思惑がある中作っているわけですが、その中でも不機嫌亭さんは純粋に面白いゲームを作ってるなと思いましたし、
常に新しいアイデアを出しつつもサークル全体のキングストン弁としての役割もしっかりとやられている姿には頭が下がります。
ゲームというのは相互に協力し合いながら制作していく中で出来た結果に多いに自信を持ち制作し続けるのは並大抵の努力ではない筈。
うちのサークルも負けじとその後ろ姿を追いかけつつ制作を邁進していきたい所存です。
そして最終章の制作も草葉の陰からですが応援しております!頑張ってください!!




では、拙い内容ながらこれにて失礼を致します。
PROJECT KOWLOON 鯵屋槌志





<編注>

(*1)ルビは、可読性の問題から難しいように思いましたので、難読漢字はひらくか、別の言葉に直す配慮をいたしたく存じます。
   ご指摘、ありがとうございます!


      






<いただいたご感想は以上です。ご感想、ありがとうございました!>